第35話(連載)望郷の古都金沢 茶屋街と深谷温泉 元湯石屋 地酒だるま&大人の酒の飲み方 金沢うめさ味噌
三大茶屋街
ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街(かずえまち)。主計町を散歩、ひがしには、地酒とお味噌を買いに来ました。
おんな川と主計町
穏やかで静かな流れのおんな川。そんな上品な印象を抱きやすい場所だと思います。
ひがし
この辺りのことは、“ひ” にアクセントを置いて ひがし。3文字で呼んだりもします。
地酒だるま、うめさ味噌
ひがしの酒屋、酒楽さんと福光屋さん。福光屋さん限定の地酒、だるまを購入。大吟醸、冷酒にて頂きます。
帰り道の六枚町の交差点に、金沢うめさみその商店。健康によい紅糀を購入。
金沢固有の食材です。
大人の酒の飲み方
たまに聞く大人の酒の飲み方。今でもそれが何か?よく分かりません。
定義は様々だと思いますが、気の合う人と自由気ままに。それがいちばん。
でも仕事の付きあいなど、そうもいかないケースもある。触れたくない話になるのも自然なことです。
以前、酒好きの爺さんから聞いた話ですが
聞く必要のない人に、聞く必要のないことを、聞く必要はなく
話す必要のない人に、話す必要のないことを、話す必要はない
その真意は、聞くも 話すも 人も 選べ。
そりゃそうですね。メールだって書く必要のない人に、書く必要のないことを、書く必要はありません。
飲む相手は選べなくとも、何を聞き話すかは、自分で選ぶことができる。
ただし、単に選ぶことではなく
自分にとって真に意味のあるものと、そうでないものを、ちゃんと分けて選ぶことが大切。
選ぶことは良い意味での自己中心
べつに悪いことではないんだよ
そんな意味合いでしょうか?
そして、かような心持ちにて同士と酒を酌み交わすこともまた、大人の酒の飲み方だと言えるのかもしれません。
深谷温泉 元湯石屋
金沢温泉郷のひとつ、深谷温泉 元湯石屋。入りにくそうな雰囲気ですが、気楽に日帰り入浴ができる一軒旅館です。
金沢中心街から車で約30分。雪も凍結も少ない地域、坂道もなく平坦な道のり。
ひがしからは一番近くて、一番良い温泉だと思います。珈琲色、滑らかな泉質。
基本情報
料金 | ¥1000(大人) |
営業 | 12:00~15:00 |
休日 | 基本無休 |
PH | 8.6 |
泉質 | ナトリウム炭酸水素塩泉 |
珈琲色、サラサラ湯 | |
無臭 | |
食堂 | 宿泊のみ |
休憩室 | ー |
更衣室 | カゴ、ロッカー無料 |
更衣室手前に貴重品ロッカー |
内湯・露天
内湯は大小2つの浴槽と水風呂。カランは9ヶ所。2槽とも体感42℃くらい。露天は屋内の半露天。体感40℃くらい。
湯の感じが滑らかで柔らかい。それを一番感じやすいのは、水風呂かもしれません。水風呂も珈琲色です。
ここでは冬でも必ず温冷浴。水風呂に入ります。水の美しさが伝わってくる。
第38話につづく
恋五郎(こごろう)
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