第14話 奥飛騨平湯温泉郷 ひらゆの森 と 平湯大滝 星に願いを
平湯温泉
温泉街のおへそ
岐阜県高山市奥飛騨の平湯温泉に行ってきました。白骨温泉の15kmくらい先。安房トンネルの平湯ICの出口です。
平湯は温泉街のおへそ。地理的に北陸方面、下呂方面、乗鞍方面に出やすい。
平湯バスターミナルは、バスタ新宿と直通バスでつながる交通の要所。買い物すれば90分間無料駐車可能。
足湯と名物の飛騨牛コロッケ。国立公園につきビンや缶のゴミ箱はなく、持ち帰りになります。
白猿伝説
謙信との戦いで、山県昌景の軍勢が飛騨に攻め入った際、硫黄岳の毒霧の影響で倒れる者が続出。
やっとのことで峠を越えて平湯にたどり着いた際、軍勢の前に老いた白い猿が現れて、平湯の湯に導いたとされています。
湯につかった兵士達は、みるみる元気を取り戻したという伝説。その白猿は、近くの平湯神社にまつられています。
星見風呂
平湯の個人的なイメージは夏。この日は厚い雲におおわれて、松本市内の気温も25℃。平湯は19℃。
この辺りは、日陰ならGWでも雪が残る事があるくらいぐっと気温が下がります。
真夏でも日により涼しい。夏は平湯で星見風呂。間違いなし♪
平湯大滝
温泉街から徒歩で約30分。途中の平湯大滝駐車場からは、徒歩で10分くらい。
滝真下の撮影スポットまでは道も整備されています。僕は自転車でいきます。
行きは登りなので手押し。
撮影スポットは、霧雨のような水しぶき。マイナスイオンを浴びた後、自転車で坂を下ると爽快。
ひらゆの森
平湯大滝のあとは、ひらゆの森に立ち寄りました。
宿泊と立ち寄り湯。食事やカフェもできる素晴らしい施設です。
館内は総畳張り。 無料休憩室、お土産屋さんなども。
基本情報
料金 | ¥600(大人1日) |
営業 | 10:00~21:00 |
休日 | 不定休 |
PH | 6.0/6.7(弱酸性~中性) |
泉質 | Ca-Na-Mg炭酸水素塩・塩化物泉 |
※濁り具合は浴槽により異なる | |
食堂 | 完備 |
休憩室 | 畳張り・無料 |
更衣室 | 広くて綺麗、アメニティ充実 |
貴重品ロッカー¥100 |
内湯
◇浴槽、水風呂、サウナ
広めの浴槽が1枚。薄濁りで湯温は42℃くらい。カランの数も多いです。サウナは約80℃。
露天
温度、深さ、濁りが異なる浴槽が7種類。内湯を含め全8種類の湯を楽しめます。
基本的に微かな硫黄臭。濁りが強い方が硫黄臭が強い気がします。湯の花がたくさん浮いてる浴槽などバラエティーに富む。
屋根はありません。いちばん奥に、屋根付きの露天が1枚。木の下なら少し日陰ができます。
星に願いを
冒頭でも書いた通り、平湯には星を見にきている訳です。もちろん宿泊。いつもの宿にお世話になりました。
チェックイン後に即入浴、夕食後に入浴、寝る前に入浴。翌朝も、早朝に入浴、朝食後に最後の入浴。
湯の花と微かな硫黄臭、屋根のない星空露天で温泉三昧。
星ですか?
夏は平湯で星見風呂、書きました。でも僕は、平湯でまだ一度も、星を見たことがありません。
前回も前々回も雨。今回は曇り空、雨じゃないだけ一歩前進♪
恋人作って2人で来いよ! そしたら星を観せてあげる ・・・そういう事でよろしいでしょうか?
夜空に輝く星をみます。
第15話につづく
恋五郎(こごろう)