第15話 かえるゲロゲロ 下呂温泉 山形屋 温泉LOVE かえる神社と温泉寺
ヨンイチ
翌日、宿を出たらすぐに大雨。朝風呂できてラッキーでした。今日は遠回りですが、下呂温泉に寄って帰ります。
平湯からはR158を経由して、R41を飛騨川ぞいに南下するルート。R41は名古屋と富山をむすぶ国道で通称ヨンイチ。
雨じゃなければ見所のある道のりですが、途中、前が見えないほどの豪雨でした。
下呂までの途中に、上呂(じょうろ)と中呂(ちゅうろ)の街を通ります。上中下揃いぶみ。地名はおもしろいと思いますが
もう読めません・怒
下呂温泉
下呂温泉は、草津、有馬(神戸)とあわせて日本三名泉のひとつ。PH値=9.0以上のアルカリ性単純泉。
子供も大人も、男も女も、それ以外の人も、みんなが楽しめそうな温泉街です。
今日は合掌村から自転車で周遊する予定でしたが雨で無理。時折、雷もなる天候。駅前ですら人がいません。
下呂には3施設まで立ち寄りできる湯めぐり手形があります。施設と時間が限られますが、¥1300で有効期限6ヶ月。
ほとんどの有名どころで使えますが、日帰りだと少し使いにくい。
かえる神社と温泉寺
恒例の寺社巡り。温泉寺とかえる神社に向かいます。途中に白鷺の湯とヴィーナスの足湯。
右に曲がって道なりに進むと温泉寺。左に曲がると かえる神社です。
温泉寺は、白鷺に化身して温泉の湧出を知らせた薬師如来様をまつるお寺。
本尊までは少し長い石階段を登ります。
境内の鐘
境内から見おろす、下呂温泉の街並み。
かえる神社は、下呂=ゲロのごろあわせ。
無事に帰る(かえる)、若返る(かえる)など、6つの縁起のよい御神体がいらっしゃるという話。
ここにまつられているのは加恵瑠大明神様。6つの御神体の能力と、さらに自身の7つ目の能力を持ってたりして?
まさに六道仙人。外道・輪廻天生、死者が蘇る能力かもね?
賽銭して鐘を鳴らすと、『ありがとうございました。気を付けてお帰り下さい』的なメッセージが流れます。
・・・まだ祈ってないよ・笑
街中のいたる所に かえる様が描かれています。隠しミッキーならぬ、隠しがえる様が何処かにいらっしゃるかもしれません。
温泉入ってビールを飲めば、生き返る様が出てくるかもしれませんよ。
みるくスタンド
GEROGEROみるくスタンド。ヴィーナスの足湯の目の前。参拝の後に、ひと休みするには良いロケーション。
下呂温泉プリンソフト。追いミルク(たぶん牛乳をかためたもの)を無料でトッピング。めちゃ美味しい♪
Lovely
いでゆ大橋の河原に噴泉池という無料の野天風呂があります。
ここは水着着用ですが、よく見ると豪雨の中、おじ様が傘をさして入っています。
日本イチ攻めてます。そのお姿が、とってもLovely。DAIGOさんじゃないですが、MH5=マジでハグする5秒前。
豪雨のなか、いつ水カサが増すともしれない河原の露天に、傘をさしてまで入る水着姿のおじ様とその温泉LOVE。
まるごとギュ~ッと
橋の上から全速力の愛をこめて
早急に避難した方が良いと思います・笑
山形屋
ホテル山形屋に立ち寄りました。大浴場の内湯と露天。シンプルで使いやすい。
立派なホテルです。全てがしっかりしています。フロントが4F、立ち寄り湯の大浴場は2F。四万の山口館と少し似てます。
基本情報
内湯
青くて広い海をイメージさせる浴槽。カランも30個くらいはありそうな大浴場。湯温は42℃くらい。
ボディーソープは馬油系のもの。
露天
飛騨川を望むきれいな露天風呂。デッキやベンチもあり。浴槽内にステップもあるので半身浴も可能。
露天全体が屋根で覆われていますが天井高。それなりに日が入ってきます。内湯と温度差はないと思います。
客は僕ひとりだけでした。
何もインベントがない中途半端なこの時期に、豪雨のなか、誰ひとり歩いていない下呂温泉を訪れて
たったの¥1000ポッキリで
この浴場を独り占め
泳げます 傘も水着もいりません♪
これが僕の温泉LOVE。
恋五郎(こごろう)
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